自己啓発

あなたの報告は大丈夫?【「事実」と「意見」を分けて伝える方法】

上司への報告は「事実」と「意見」を分けて伝えましょう

こんにちはゴリおです

 

前回この記事が好評だったので今回もやります

 

田端さんに寄生してPV数を稼ぐ企画PART2

 

ごめんなさい・・・・

 

今回気になったのはこのツイート

最近私も上司に同じことを注意されました

「上司と部下」という関係において、かなり多い不満なのではないでしょうか?

 

ゴリお
ゴリお
「事実」と「意見」を分けて伝える方法をキチンと学んで、生産性の高い報告をできるようになりましょう!

「事実と意見が混ざった文章」の問題点

そもそも「事実と意見が混ざった文章」の何がいけないのでしょうか?

例を見ながら考えてみましょう

相手に情報を「素早く」伝えられない

上司:例の案件どうだった?お客さんなんていってた?

部下:200万円で契約してくれそうです

上司:で、結局200万円で契約してくれるの?

部下:ええーと、たぶんしてくれると思いますよ

上司:たぶんじゃなくてなんでそう思うの?

部下:予算200万円と言っていたからです。

上司:なるほどな、他社の話とかしていたか?

部下:金額の教えてくれませんでしたが、他社とも話はしているそうです。

上司:だったら初めから言ってくれ、195でいいからきっちり契約してこい!

この場合、情報は全部伝わりましたが、かなりの時間がかかっているはずです!

 

相手に情報を「素早く」伝えられないパターンであり、

上司もイライラするし、部下の評価も下がってしまいます

 

ゴリお
ゴリお
田端さんがイライラするのは多分これ!

相手に情報を「正確に」伝えられない

上司:例の案件どうだった?お客さんなんていってた?

部下:200万円で契約してくれそうです

上司:よし分かった!200万円で契約してこい

この場合、上司は「200万円で契約してくれそう」という「主観」の情報を

「200万円で契約してくれる」という「客観」の情報だと勘違いしています

 

相手に情報を「正確に」伝えられない、最悪のパターンですね!

 

ゴリお
ゴリお
上司側にも問題がありますね

「事実と意見が分かれた文章」の作り方

上司:例の案件どうだった?お客さんなんていってた?

部下:お客さんは予算200万と言っていました

また、他社とも話しているそうですが、お金の話はしてくれませんでした

部下:私としては、200万円で契約できそうと感じました

上司:そうだな、他社の事もあるし、195でいいからきっちり契約してこい!

「事実」とは、確定している過去の話

語尾を断定的にして、はっきりと言い切りましょう

「意見」とは確定してない未来の話

私は〜思う。私は〜感じた。など、自分の意見だと分かるようにしましょう

 

これなら相手に対して「素早く」「正確に」情報を伝える事ができます

上司への報告は「事実」と「意見」を分けて伝えましょう

そもそもなぜ混ざってしまうのか

ここまでは、「事実」と「意見」に関する「事実」の部分を紹介していましたが、

ここからは私の「意見」も踏まえて紹介します。

 

この問いに関して、元の記事で深く考察されていまし

なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるのか。

 

ヒューリスティック・・?

ダニエル・カーネマン・・?

 

うーん・・

 

要は「考えるのがめんどくさいから、頭の中で別の簡単な質問に置き換えている」

という事なのかな?

 

 

しかし、私の意見はこれとは異なります

 

私は「事実」と「意見」が混ざるのは「口癖」のせいだと考えました

 

私も含め多くの若者は「たぶん」「思う」といった「あいまいな言葉」が口癖です

それに関して、言語学者の黒田龍之助さんは、

「大学生からの文章表現」でこのように分析しています。

 「思う」はとても便利である。深く考えずに書き始めた文章が、とりあえず無難に終わる。なんとなくカッコがつくような気がする。さらに「思う」は相手の批判をかわす。どんな主張であろうとも、「これは私が『思って』いることなんだから、他人にとやかくいわれる筋合いはない」と開き直れる。何を「思おう」が個人の勝手なのだ。ということで、「思う」は大人気である。ひょっとしたら「思う」はか弱き者たちの「抵抗の砦」なのかもしれない。

こうして口癖となった「あいまいな言葉」を、

使うべきではない「事実」を言う時にまで使っている・・

 

これが答えだと思います。

 

クセを強制するように、常に意識することが重要なのではないでしょうか?

結論は同じになりました。

「事実と意見が混ざった文章」の活用法

こうして考えてみると現代の若者は、

「事実を意見のように言う事」はあっても

「意見を事実のように言う事」は少ないのかもしれません

 

例えばこちらの文章

 

飲み放題に料理が7種類もついて、4000円はかなりお得です

 

前半はキチンと事実を述べてるけど、後半は意見を事実のように言っています

 

「事実と意見が混ざった文章」のデメリットとして

相手に正確に情報を伝えられない事を挙げましたが、これは時としてプラスに働きます

 

4000円って安いんだ!!と相手は「事実」として受け止める可能性があります

 

論理的でない客に対してのセールストークとして使うのは有効なのかもしれません

 

また、客の立場としては、相手の主張のどこが「事実」でどこが「意見」なのか、

騙されないよう気をつけましょう